Netflixの満島井ひかりと佐藤健のW出演のファーストラブ初恋が泣ける恋愛ドラマとしてとても話題になっているのはご存じでしょうか。
1話~9話はどの話もとても素敵なシーンばかり魅入ってしまいます。
今回90年代、ゼロ年代、そして現代を駆け足で描いている作品ですが、実は一つ一つの作品を観ていくといくつもファーストラブ初恋の伏線が散りばめられておりました。
インスパイアされた宇多田ヒカルさんのFirstLoveと初恋の歌詞も実は作品中に大きな意味もありました。
ここではファーストラブ初恋伏線ネタバレ考察と主題歌も調査してみましたのでご紹介します。
一部、ファーストラブ初恋のネタバレとなりますのでご注意ください。
ファーストラブ初恋伏線ネタバレを考察!
1話~9話のファーストラブ初恋では何度か同じものが登場してきます。
ここではファーストラブ初恋を見て5つの伏線があり考察してみましたので紹介します。
ファーストラブ初恋のネタバレを含んでいますのでご注意ください。
ファーストラブ初恋伏線ネタバレ考察①ライラックの花
Netflix First Love 初恋
ライラックを植えさせていただきました。
ぜひ観ていただけたら幸いです!
石原和幸
#FirstLove初恋 #ファーストラブ #Netflix #ネットフリックス #ネトフリ #ライラック #ガーデンデザイン #石原和幸デザイン研究所 #花 #ガーデニング #庭 #植物 #緑 #庭師 #石原和幸 pic.twitter.com/ZHqGtHPZrp— 石原和幸 Kazuyuki Ishihara (@ishihara_kaz) November 26, 2022
ライラックが開花中!#ライラックの花#ライラックが咲いた#ライラックの香り pic.twitter.com/C51HKdQNKx
— 日本花卉ガーデンセンター(本店) (@nihonkaki) April 13, 2021
1話からライラックの花は登場します。
晴道が婚約者の両親に合う時にもっていく花や旺太郎が也英にプレゼントする花もライラックの花です。
また、也英が綴との食卓に飾っているのもライラックの花です。
主人公、野口也英にとってライラックは一番好きな特別な花です。
也英が晴道との記憶を取り戻すための重要なタイムカプセルのシーンでもライラックは登場します。
ライラックには白と紫があり、ファーストラブ初恋で登場するのは紫のライラックとなります。
紫のライラックの花言葉は「恋の芽生え」「初恋」であり、そして「愛する人結ばれる」です。
ライラックは日本ではリラと呼ばれ、まさにタイトルにふさわしい花ですね。
ライラックは耐寒性が強く花の期間も長いため、冷涼な地域の代表的な木になります。
甘く優しい香りがある魅力的な花で個人的に好きです。
男性が婚約相手に紫のライラックを贈ることは「別れ」の意志表示であり、ドラマでも晴道が恒美と別れることを指しています。
まさに也英と晴道の恋の芽生えから始まり、冬を待ち花を咲かせる長い期間をかけて愛を確かめ合い春に開花しましたね。
ファーストラブ初恋伏線ネタバレ考察②色
見終わったあとの余韻が❄️#ファーストラブ初恋 #満島ひかり ❄️#佐藤健❄️
『フレーバーと言いなさい🚕✈️』 https://t.co/tuTF2LFzmW— みみたま (@mirimirimiri115) December 1, 2022
晴道は赤、也英は青。作中に赤と青が溢れてた。晴道が吸ってるタバコは赤だったし、也英が身につけるものは青だった。パスポートの色も10年用の「赤」と5年用の「青」があるけど、これも今作では偶然ではないよねきっと。#FirstLove初恋
— 채화 (@dkdizk_isfp) November 25, 2022
ファーストラブ初恋の作品では「赤」「青」「白」の特定の色が効果的出てきます。
衣装だけではなく、たばこなど小物や凡次のヘアスタイルなどとても素敵な色使いをされています。
それぞれの関係性で別れているかのように思います。
晴道家は赤、也英家は青、他は白で埋め尽くされています。
最終回では也英は地図を見ながら赤の衣装を着ているのも注目の上、最後に晴道を追いかけて辿りつく先のアイスランドという国も赤と青の国旗で面白いですね。
また、90年代後半は青、00年代は赤、そして現在の時代は白で人生によっても使い分けているのではないかとも思います。
パスポートの色も5年後と10年後では青と赤で違います。
2つの色が交わるとライラックの花のように紫になる。
また、宇多田ヒカルさんの曲に「BLUE」に併せているのかなと思いました。
ドラマ全体の色使いがとても綺麗でファーストラブ初恋の高評価となっているひとつです。
同じ色でも微妙に異なっており、色彩だけでもドラマを楽しむことふが出来ます。
ファーストラブ初恋伏線ネタバレ考察③火星探査機「のぞみ」
今日は火星が見頃らしい…。うっふん #ファーストラブ初恋 じゃんよ pic.twitter.com/KoQdUpJNoQ
— むぎ 보리 (@yugaarutoko_) December 8, 2022
也英は幼い頃、父の昭比古から宇宙科学研究所が募集しているイベントに参加したと告げられる。
「火星探査機(のぞみ)に、也英の名前を記載し、一緒に打ち上げられる。辛い時は空を見上げてごらん。もう一人の君が宇宙を回っているよ。」と贈られる。
也英の父は詩人を目指していたロマンチストですがこんな素敵なプレゼントを贈られると感動しますよね。
記憶喪失になり、晴道が也英に会えない時も火星を眺め思い出していました。
時が過ぎて2018年、15年ぶり火星探査機(のぞみ)の打ち上げ失敗から十数年ぶりに火星が地球へ接近する。
也英は札幌展望台の火星観覧会で晴道と出会い、一緒に望遠鏡で火星を眺めます。
まさにEP4の火星探査機は、也英と晴道の恋の距離を示しているように見えとても印象的です。
ファーストラブ初恋伏線ネタバレ考察④也英と綴の初恋
良かったよ!
みんなみてほしい🔥#ファーストラブ初恋 #宇多田ヒカル pic.twitter.com/dsnUKyWmKh— 타스쿠 (@KoreaN_1029) December 8, 2022
也英が晴道と再会すると同時期に、息子の綴もダンサーの詩に恋をしています。
親子で同時に初恋をするコンセプトが素敵ですよね。
4人ともそれぞれに繋がりがありますが同時に合うことはありません。
也英も晴道も綴や詩の恋を応援し励まします。
一方、綴は也英や晴道にお互いの情報を伝え、詩は也英にポジティブ思考を伝えたりし2組の恋を描いています。
宇多田ヒカルさんの初恋の曲もご自身が母親になってから作曲されています。
親から子供へ、子供から親への愛が注がれ描かれていると感じとても意味深い作品となっています。
ファーストラブ初恋伏線ネタバレ考察⑤タクシー
エントランスの社名もそのままに残してくれていて感動!#FirstLove初恋#Netflix #平岸ハイヤー pic.twitter.com/3BEZhCiprY
— 平野龍一 |北海道を元気に!北海道から日本を元気に! (@RHirano0827) December 9, 2022
也英はタクシー運転手でさまざまなお客の人生を乗せています。
妊婦であったり、ゲイのママ、自分と同様のバツイチ子持ちや老夫婦の愛など演出されています。
しかし、その人生の中に描かれていないのが10代の頃です。
もちろん、10代はタクシーに乗ることはほとんどないと思いますがこの空白が初恋の空白です。
ファーストラブ初恋の主題歌を考察!
宇多田ヒカルのFirst Loveの歌詞に出てくる
「最後のキスはたばこのflavorがした。ニガくてせつない香り」
このたばこのFlvaorはセリフにもそのまま使われています。
高校生の頃にした也英と晴道の初キスは、甘い味や香りではなかったようですね。
そして最終回、記憶を取り戻した也英が晴道に駆け寄り抱き着き涙のキスとなります。
記憶を取り戻したことを伝えるための重要なシーンですが、歌詞のようにニガく切ない思い出に終止符を付けるキスとなります。
「You are always gonna be my love.いつか誰かと恋に落ちても」「I’ll remember to love You taught me how」
これは、也英と晴道両方に込められた言葉ですね。
結婚したり、婚約したりしていてもずっとあなたのことを想っており、実は互いが惹かれあい、あなたはいつも私の愛だったことを知ります。
也英も晴道のことが忘れられずずっと携帯に自分の気持ちをメモっています。
まさに、お互いが愛を教えあった存在だと悟っています。
特に、この歌詞もタイムカプセルの中の晴道が也英に宛てた手紙に歌詞の意味が込められているのでわかりやすいと思います。
いつ開けるかわからない、一生このタイムカプセルは忘れたままでいるかもしれないにも関わらず晴道は也英に「あなたが元気でよかった」と思いを込めています。
他の人と恋に落ちていても、僕を忘れていてもいつでもあなたを想っています。
そんな気持ちが歌詞に込められているのではないかと思います。
「I hope that I have a place in your heart too」「Now and forever you are still the one」
(あなたはいつも私の心の中に居続け、あなたの心に中に、私の居場所があればと思う。)
そして永遠にあなたはいつでも私のオンリーでいて欲しいというのはファーストラブ初恋の内容となっています。
それがファーストラブ初恋の最終回の手紙のに凝縮されていると思いました。
また、初恋という歌詞に出てくる
「二度と訪れない季節が終わりを告げようとしていた」
出会えたことの喜びと失ってしまった悲しみの二面性と共に一度過ぎ去ってしまった過去は戻れないことをドラマの中でも描いていますね。
「うるさいほどに高鳴る胸が勝手に走り出す足が今」
若い頃の初恋と大人になってからの也英と晴道の恋愛、そして綴の初恋を描いています。
「狂おしく高鳴る胸が優しく、肩を打つ雨が今、こらえても溢れる涙が私に知らせる。これが初恋と」
狂おしく高鳴る胸や雨、こらえても溢れる涙はとても悲しく見えますが、初恋の美しさをとても物がっているように見えます。
甘酸っぱいように感じる初恋は始まりがあると終わりが必ずやってきます。
時が経ち、あの頃に振り返るととても美しく見えるのが初恋であると感じますね。
宇多田ヒカルさんの歌詞は一言一言、とても深く感じます。
ファーストラブ初恋伏線ネタバレや主題歌なども考察のまとめ!
#ファーストラブ初恋💓
有り難う~💕
素敵過ぎて涙溢れます🙏
羽ばたけ~
世界🌏へ🕺💐 pic.twitter.com/FxMSF4678m— まさ (@ypVG0799eOOtbHm) December 1, 2022
Netflixのドラマ、ファーストラブ初恋の伏線をネタバレ含んで考察してきましたが、いかがでしたでしょうか?
宇多田ヒカルのFirstloveの主題歌を完璧に解釈したドラマと言われるだけありますね。
歌詞の世界観が見事に再現されていながらも、ドラマとしてもとても素敵な内容となっているため、人気の理由が分かります。
実は第1話に数多くの伏線が隠れており、最終回を導く行き先が隠れていますよ。
ファーストラブ初恋を見た方もまたこれから見る方も、今回のネタバレ考察の視点からもう一度見てみるのもより一層ファーストラブ初恋の魅力がわかると思います。
新たな気付きや伏線に気づけると思います。
Netflixのドラマ、ファーストラブ初恋をネタバレ含んで考察をご紹介しました。