0歳からの早期の習い事のひとつに右脳を鍛えることで評判があるといえば七田式です。
七田式をご存じない方も、凄いスピードでカードをめくっていくフラッシュカードは見て驚いた事ありませんか?
しかし、実際はどんなレッスンをしているのか気になりませんか?
「七田式の教室は効果は?」「どのような教え方?」「授業内容は?」「他とどこが違うの?」といった声もあります。
ここでは、私たち親子が実際に通い七田式教室の効果や教え方や授業内容を解説しますので是非、最後までご覧ください。
七田式教室の効果はある?
0~3歳の時期は、人生で吸収力が最も高い脳の黄金期と言われ80%が完成します。
この脳の黄金期の才能を伸ばすために七田式は働きかけます。
我が子は2歳~通っており、どのような様子なのかお伝えします。
我が子の変化を紹介
スクールに通ったばかりの頃は、ジッと椅子に座れず部屋から脱出してました。
親は、脱走する子供を時に強い口調で言い、クラスルームに戻ってもらうために、好奇心が集まる事を必死で模索しました。
徐々に環境に慣れ始めると次は部屋を歩き回り、椅子から離れ机の上に寝そべっては親の反応を伺ている様子でした。
講師の先生は子供はひとりひとり興味が違うため、それを認め、部屋の中にいるのであれば特に注意はせず様子を見守っています。
その理由は、子供は好奇心が寄せられなくても耳だけは聞いているため部屋にいる事でインプットされていると教えてくださいました。
確かに、授業早々に抜け出しレッスンとは異なった内容で遊んでいましたが、自分に大好きな歌やフラッシュカードになると自ら参加します。
2~3歳児は集中力が継続しない事も多いですよね。
大人はそれを理解しがたく強い口調で注意し、今日も怒ってしまったと反省する日々でしたが、先生は親も上手にフォローし、アドバイスされます。
また、講師の先生は子供の出来る事を上手に褒めてくれ、上手くレッスンに誘導してくれてます。
七田式に通い、今は椅子に座り約1時間位のレッスンを受けており、好奇心や探求心などある分野は自ら行動、積極的に発言しています。
また、レッスンでは遊びながら文字・漢文を覚え、歌や絵で英語を覚えるので、苦痛に感じていません。
通園している先生より「お友達は絵を見てカルタ取りをしているけど、我が子は字を見てカルタを取ってるのですね。」と言われました。
続ける事の効果を少し実感出来ました。
幼少時期は月齢により大きく差が出てしまう年齢ですが習った文章も、暗唱し歌詞もよく覚えていて歌ったりしています。
そういう意味では少しだけ語彙力が違うのかなと思いました。
他人と比べる事はせず、また先に進んでいる子に合わせて授業が取り組まれているのが七田式です。
親はこれが出来るようになったと大きな成長や効果を期待しますが、効果が今一つ分からず出ないと高価が薄いと評価しまいがちです。
しかし、以前の我が子と比べて座ってレッスンが聞け、積極的に取り組めている事がすごく実感出来ます。
その成長を他の先生や大人からも評価され、我が子が褒められると親もついつい嬉しくなりますね。
七田式の教室の教え方や授業内容を解説!
七田式は、認めて・ほめて・愛して育てるという心の教育を大切にし、自分で学ぶ子を育てる事を目指します。
イメージ的に捉えるためのフラッシュカードで右脳を育て、その右脳の能力を左脳で使えるよう連結する授業内容です。
2歳クラスの50分レッスン内容を紹介しますね。
言葉で愛情を伝えるため親子でギューと抱きしめる事からレッスンは開始されます。
①先生が中央で瞬間的に絵や図を見せ一緒の物を作る絵・図合わせ、コップで物を隠すゲームから始まり、数字の書いたカードを当てたりします。
子供は合ってこゲームや見えない物を探したりする遊びは好奇心が掻き立てられワクワクし、我が子も必死で探します。
また、画のカードを見つつ、ストーリーを記憶します。
ストーリーは、講師のオリジナル性が強く反映され、あまりにも面白く、大人は現実ありえないでしょうと思い笑いが吹き出します。
②国と国旗、名画、銘文、俳句、ドットゲームなどのカードに描かれた色々な絵を先生が読み上げつつ、テンポよく物凄いスピードで捲り、大量の情報をインプットし、脳を刺激するフラッシュカードは時間をかけて行います。
2歳児は俳句や名画に関心がなく、クラスの大半が違う遊びをしておいます。俳句や名画は大人の方が関心を持って聞く事で、子供も少しずつ気になるそうです。
③カードを捲りつつ俳句や行事、ひらがなの書き方や、大中小、短長の各月の歌を歌っていきますが、子供のわかりやすく教えるポイントで歌われているため、自宅学習の際に役立ちます。
我が子は各月のお歌が大好きで、私も記憶するため家で大きな声で歌っていると必ず入ってきて楽しんでます。
④ペグ、ブロックゲーム合わせ、絵・文字合わせ、足し算・引き算、仲間探しなどの学習を行ってます。
これだけの幼児に必要なことを教え込んでいますが、実際に七田式教室のメリットとデメリットについて私が感じて思ったことをお伝えします。
七田式教室のメリットは?
いろいろな知識や機会に触れられます。
七田式で毎回、師走や睦月などの月雅称に触れたり、国旗を見たり、数を数えたりと普段の生活で触れさせにくい知識を覚える事が出来ます。
正直、子供はとても素直で自分の好きな事はすぐ覚えますが嫌いな事は断固としてやりたがらないですが、その機会に触れさせる事が重要です。
我が子は歌が大好きで、歌にのせて漢詩や俳句をすらすら覚えてしまったり、数字で遊んでいるうちに数字の形を認識して文字を少し読めるようになっています。
七田式の課題はあくまでテーマと捉え、子どもに合わせて親がアプローチし取り組むと効果絶大なのかと思っています。
今まで出来なかった課題が出来るようになった事は成長の証しであり、それをきっかけにどんどんクリアしています。
七田式教室のデメリットは?
口コミでいつ効果が出るかはわからないのに料金が高いと嘆く声があります。
七田式を実施していた著名人は沢山いますが科学的に効果を証明されていません。
同じ年齢であっても早く伸びる子もいれば数年、経過してから伸びる子もいます。
これは他の幼児習い事関連も同様であり、料金も他の幼児教育と比較とすると七田式はさほど変わりないです。
ここでは月謝は具体的に記載しませんが、数万円必要となります。
将来の子供の成長が楽しみという親のエゴですが、もう少し安ければ嬉しいというのが本音です。
七田式教室に入会するまでの流れは?
①説明会・体験レッスンを受講することをおすすめします。
お子さんにとって本当にそのスクールの雰囲気や講師の先生と会っていることがとても大切です。
また入会金や受講料、休校日、お子様が休む場合の振り替えなどは各教室の運営会社によって少し違います。
初めていくスクールは幼児は、どこにいるのかわからずソワソワするだけでなく内容がつまらないと 立ったり、走ったりと最終的にその場から離れます。
その時、講師の先生はどのように対応するのかが大切なポイントとなり、一番観ていただきたいです。
どのようにお子さんをレッスンに惹き寄せる事が出来るか講師の経験などが出てきます。
また、講師は必ずしも子育て経験があるとは限らなく、言動ひとつひとつで子供の伸びしろは異なってきます。
②入会前に運営会社を調べる。
どこも一緒のようですが、七田式もノウハウを伝えて全国に広めています。
しかし、七田式が公認している教室の運営会社を調べるとさまざまです。
教育関連系会社の他、介護関連会社やネットワーク関連などいろいろな運営会社があります。
つまり、幼児に対応するノウハウを持っていないとどれだけ七田式の研修を受け、そのノウハウがあったとしても会社の方針によっては、子供の伸びしろを活かす事が出来ない可能性もあります。
いくつかの体験を行った際に、我が子が歩き回っていると、講師より「お母さん、ちゃんと膝に座らせてください」と言われ、「えっ、私が・・・」と思いました。
結局、子供は楽しくないため違うところへ行ってしまいレッスンは終了しました。
別のスクールに行くと、雰囲気もガラリと変わっり楽しそうにレッスンを受けていました。
我が子はこちらの方があっていました。
七田式を教える事や方法としての差はありませんが、教室の雰囲気づくりや子供や親との関わり方は運営母体によって少し異なる部分があります。
運営会社を聞き違う運営会社を複数体験して選ぶのがベストです!
七田式教室の効果はある?考え方や授業内容を解説のまとめ
七田式教室の効果はあるのか?教え方や授業内容を解説してきました。
七田式の効果はもちろん個人差がありますが、子供に日常的には触れにくい言葉や数字の感覚を醸成するのに効果を感じています。
言葉に触れて文字や数字に触れることで子供がそれに関心を持ったり、耳だけでも聞いていることで知識を増やすことに繋がっていくと考えています。
右脳の能力や、左脳との連結は長期的であり効果の実感は難しいですが、いろいろなことばに触れる機会が得られることは幼児今日一句としては代え難い時間なのだと感じます。
七田式教室の効果はあるか?教え方や授業内容を解説しました。
皆様も一度体験授業を受けてみてください。