ディズニーリゾートに来園するとシンデレラや白雪姫、ラプンツェルなどのお姫様、ミッキーやプーさんなどのキャラクターの小物を身に付けている方をよく見かけますよね。
いわゆるディズニーコスプレでパーク内を思いっきり楽しんでいるファンはとても多いと思います。
子供も仮装することで園内を一緒に盛り上げてくれる仲間としてキャラクター達やキャストから声をかけられることも多くみられます。
しかし、ディズニーリゾートでは「コスプレを禁止しているってホント?」「なぜなの?」という声も聞かれることもあります
また、一定の期間以外は子供以外の仮装も禁止されており、ルールがある理由もご存じでしょうか。
ここではディズニーコスプレ禁止理由なぜいけないのか、また子供の仮装にもルールについて紹介します。
ディズニーコスプレ禁止理由なぜ?
ディズニーリゾートでは映画や漫画・ゲームなどのキャラクターと同じ服装やメイク髪型にするいわゆるコスチューム・プレイ(通称:コスプレ)のルールがあるのみで特に禁止しておりません。
ウィッグやミッキー&ミニーのマウスの耳であるカチューシャなども一種のコスプレであり着用可能です。
コスプレや仮装にはディズニーが定めるルールや期間がを設けられているためそのルールを守ることが出来れば問題ないということです。
そのルールはいつでも小学生以下であれば仮装は可能であり、大人もディズニーリゾートが認めるハローウィンの期間限定であれば中学生以上も仮装することを認めています。
それでは来園するにあたりコスチュームやメイクアイテムなど細かく取り決めがあるのは何故かと思ってしまいますよね。
ディズニーコスプレ制限は防犯目的のため
現在、医療用の感染防止のためという目的であればマスクの着用を認めており、密になる場所では着用を推奨しています。
しかし、これがコスプレ用のマスクとなり、顔全体を覆うコスプレ用のマスクとなると目的は違います。
夢の国であるパーク内で犯罪やトラブルに発生した際は、犯人の特定が難しくなります。
そのため、仮装対象期間であっても全身スーツで覆われているスパイダーマンは仮装対象キャラクター外となっています。
アイテム(武器)も偽物ではなく本物の銃や爆弾などと見分けがつかなく、園内に持ち込まれる可能性があるため厳しく制限を設けているひとつだと思います。
また、ディズニー側が提供しているキャラクターのイメージが異なるとそれこそ、イメージダウンだけではなく、不快な気分になりパークに行こうと思いませんよね。
各国の文化の違いもあると思いますが、ディズニー本社と契約の無いパークも多く似せキャラクターを作っていますよね。
ディズニーキャラクターにないキャラクターも登場し、やはり怪しい、イメージと異なると思われてもしょうがいないのかなと思いました。
ディズニーコスプレ制限はゲストとキャストを見分けるため
コスプレは全身どこから見られても完璧に似せてくるファンもいれば、髪型だけ、コスチュームだけという方も多いと思います。
ゲストからしてみれば、どの人がキャストでどの人がゲストですなんて区別がつかないのも困ります。
また、日本にいるキャストはアルバイトや正社員に関わらず、ディズニーに採用され働く際に、立ち振る舞いや受け答えなどゲストへの対応をしっかりトレーニングされているのはとても有名な話ですよね。
キャストと思い、コスプレをしたゲストに話しかけ嫌な思いをすると、ディズニー側の信用問題にも発展し瞬く間に噂が広がるのは困ります。
そういった観点からも過剰なコスプレを禁止しているのかもしれませんね。
余談ですが、私は数十年前にパリのディズニーランドに行ってきました。
パーク内を普通に歩くシンデレラと王子様に会い、日本人なら一緒に写真を撮影して欲しいと思い、勇気を持ってもて声をかけました。
すると、シンデレラ自ら「私、休憩中なの」と断れあまりにも衝撃はとても大きかったです。
文化の違いなのか、仮装期間中だったのか定かではありませんがそんな経験をしました。
日本のキャストの礼節や対応はやはり素晴らしいのだと感じました。
ディズニー子供の仮装にもルールあり?
ディズニーリゾートでは小学生以下であれば仮装して入園することは可能です。
但し、入園にふさわしくないコスチュームは、入園をお断りしています。
仮装できるキャラクターも決められており、グッズ、メニュー、建物、置物など、キャラクターではないものは仮装出来ないことになっています。
これらは大人であっても同様であり、仮装にはルールが設けられているのはご存じでしょうか。
ここでは、そのルールの一部を紹介します。
露出度の多い仮装は禁止
水着や下着はもちろん周囲のゲストを刺激をする仮装は禁止となっています。
こちらはプール以外の公共の場であり、日本では当たり前のことかもしれませんね。
また、プリントの服装であっても他のゲストへの挑発するため入園が出来ません。
最近は自分でもプリントTシャツを作れる上、本人が面白いと思っても相手に不快な思いをさせている言葉や画もたくさんあります。
夢を与える国ですから、小さなお子さんが安心して過ごせる服装を選びましょうね。
露出の少ない全身タイツ、例えばスパイダーマンも仮装対象禁止となっています。
こちらは、防犯上の安全面もありますが、全身の身体のラインが見えるという観点か他のゲストを刺激してしまうことも考えられます。
ロングドレスや電飾のついた仮装などは禁止
裾を引きずるほどの長いドレスや入園口が入れない幅が大きいドレスは他のゲストへの迷惑となります。
パーク内で販売されているお子さん用のドレスも必ず膝程度のドレスとなってます。
緊急避難時にゲスト自身がコスチュームによって避難出来ないと困りますよね。
電飾のついた服装もアトラクションの迷惑やイメージダウンになる可能性があり禁止されています。
顔がわからないメイクや血のりメイクなど禁止
こちらは防犯上の観点から禁止という面とディズニーのイメージダウンという観点もあります。
よくハローウィンだから、血液や傷跡のメイクは子供だけではなく大人でも不快を与えます。
ご本人自身もハローウィンを楽しんでいるかもしれませんが、パークは他のゲストもいることを忘れてはいけないですよね。
メイクでも刺青が肌から見える場合もキャストから声をかけられることもあります。
刺青は、公共の場を使用する時も同様ですね。
東京ディズニーリゾートは普段のメイクを推奨しています。
また、アイテムは持ち込みにも制限や禁止があるので事前に来園前に確認しましょう。
アイテムの持ち込み制限
基本的に園内で売られているカチューシャなどのアイテムやかぶりものを身につけることは可能です。
手荷物のバッグの中に入る大きさであれば問題ないようですが、凶器となるアイテムはもちろん、パークを一緒に盛り上げようと楽器などの持ち込みも禁止されています。
他のゲストが不安を感じさせたり迷惑となるアイテムはたとえ、本物でなくても持ち込めないのは当たり前ですよね。
ディズニーコスプレ禁止理由なぜ?子供の仮装にもルールがあるのまとめ
ディズニーコスプレ禁止の理由なぜなのか子供の仮装にもルールがあったはいかがでしたか。
ディズニーリゾートでは広義的のコスプレを禁止をしていません。
小学生以下の子供であればいつでも仮装して入園することも可能でし、ディズニー側が提示しているハローウィン期間であれば毎日仮装して楽しむことも出来ます。
防犯上の理由やキャストと見間違えてしまうコスチューム、そしてキャラクターのイメージを損ねてしまう可能性のあるコスプレなどは原則禁止となっています。
コスプレや仮装になぜ制限やルールを設けているのかは、ゲストの不安や安全を考慮しているからなんですね。
これらはディズニーに限ったことではなくテーマパークであればどこも同様のことです。
多くのゲストがよりパーク内を楽しんでもらえるよう、コスプレをする際は事前にルールを把握してから仮装しましょうね。