日本海に面した「富山県」は、山岳の観光地や世界遺産などたくさんの見どころがあります。
そんな富山に行ってきたよ!と思い浮かべるのが「ほたるいか、白エビ、ますの寿司」と海鮮物で富山観光庁も富山の名物として紹介していますね。
伝統的な銘菓が多く、どれをお土産にすればよいか迷うこともあるでしょう。
ここでは富山に住んでいる私が是非、「買って行かれ~!」とおすすめしたい手土産を紹介!
地元の人しか知らなく職場のブレイクタイムにもおすすめ出来るばらまきお菓子です。
また、観光地で買わなくてもお手軽にスーパーで買えるお土産もあります。
実際に私も職場や出張先にも持っていき、とても人気で「家族にも食べさせてあげたい」と帰省をする度に同僚の家族用分も購入することもあります。
是非、楽しんでばらまきお菓子の参考にしてみてください。
富山人がおすすめする職場へのばらまき手土産をご紹介!
観光として人気のある銘菓や有名である名物はお店によっても異なります。
ここでは富山在住歴30年の私がばらまいたら絶対に職場の人に喜んでもらえるお菓子やがおすすめ出来る手土産について紹介します。
今回は子供から大人まで、世代を問わず誰からでも愛される和菓子を中心となりますが、富山の魅力を凝縮したばらまき手土産となっていますので楽しんでご覧ください。
大塚屋の三角どらやき
どらやきは丸だと思っていませんか?
そのイメージを覆すのが岩瀬の古風な街並みにある和菓子屋「大塚屋の三角どらやき」です。
日本海の高波をイメージした独特の形で、富山市岩瀬を代表するお菓子となっています。
長方形の個包装を開けると、斜めにカットされた三角のどらやきが2個も入っています。
皮は薄くモチモチ感があり、中の粒あんは甘さ控え目でぎっしり入っています。
ずっしり感がありますが一人で2袋はあっという間に食べてしまうくらい口当たりがとても軽い食感です。
しかし、食べたという実感はある上級どら焼きだと思います。
食べた始めから終わりまでしっかり餡が入っているので堪能出来るのが大塚屋さんの嬉しいところですね。
冠婚葬祭や訪問先のご挨拶、お祝い事で持参すると誰しもが驚き、そして虜になります。
「どら焼きなのに、三角なの?」と形で驚き、食べ応えとお味で感動されます。
お茶菓子と出されると絶対に喜ばれ、午後には売り切れます。
1袋に2個入っているため、2回味わえるのもこの大塚屋のどら焼きの魅力ですね。
大塚屋のアクセス方法と営業時間
富山ライトレール富山港線(ポートラム) 東岩瀬駅より徒歩約10分、競輪場前駅から459mほどです。
岩瀬は日本海交易において活躍した北前船の廻船問屋の様式が残されている町でもあり趣のある建ても物が多いので町を楽しむことも出来ます。
また富山湾展望台も近くにあり、富山湾の全体を見渡すことが出来ます。
お店のお休みは月曜日となっています。
営業時間は火曜日~土曜日は8時30分~17時30分で、日曜日・祝日は16時迄で少し早めになっていますので気をつけてくださいね。
あるぺん村 寿し工房大辻の笹巻き寿し
富山といえば円形の木箱に入った鱒寿司を思い浮かべる人が多いと思います。
大きなサイズをもらっても切り分けるの大変であり、一度開けると味・風味が落ちます。
寿し工房大辻の「笹巻き寿し」は一口サイズになっており、手軽で持ち運び出来ます。
また、ひとつひとつ丁寧に笹で包んであるため、ばらまきも可能ということでおすすめですね。
ます寿司を食べたことがない方や気軽に富山の味をしって欲しい時に私は購入することが多いです。
寿し工房大辻が使用するお米は全て富山米コシヒカリ100%でかつ自社精米であり、ますの旨味が酢飯に逃げないよう工夫されています。
また袋を開けた瞬間に、とても良い笹の香りが立ち、その後に鱒の香りがとてもいい感じに鼻を抜けます。
鱒は少し薄めでありますが食べごたえはあり、酢飯も酸っぱくなく子供にも大人気!
本格ますの寿しの他、ぶりの寿し、みょうが寿しもあります。
ちなみにぶり寿しはかぶらやしょうが昆布なども間に挟まれ、だしがとても効き、かぶらのコリコリした触感が好きな方にはおすすめです。
職場でもます以外に、特にぶり寿司はとても人気で毎回、早い者がちとなります。
寒ブリも富山の名産の一つとなっていますので、ぶり寿司を是非、堪能して欲しい1品です。
寿し工房大辻のアクセス方法と営業時間
大辻の笹巻き寿しは観光地であればどこでも購入することが出来ますが、せっかく富山に来たのであれば立山の店舗をおすすめします。
立山のお店には2店舗あり、大型の駐車場がある立山本店をおすすめします。
榎町駅出口から徒歩約10分、下段駅出口から徒歩約12分、五百石駅出口から徒歩約21分
お店の年中無休であり営業時間は土・日曜日・祝日も含めて8時30分~17時30分です。
北陸3000峰の立山連峰をドライブしながら是非、立ち寄って観てください。
丸善のかりんとう饅頭
富山の中でもかんりんとう饅頭はいくつもあります。
しかし、私がおすすめするかりんとう饅頭は魚津市にある「丸善のかりんとう饅頭」です。
丸善のかりんとう饅頭は家製餡は沖縄産の黒糖を使用し甘すぎずちょうどよく、油っこさはない上、外側の衣はサクサクなかりんとうの食感で、中に向かっていくほどしっとり感があります。
毎日、小豆を炊くことから始まりその日の天候や気温で糖分や水分量を調整されるこだわりがあるからこそ、冷めても美味しく、やはり揚げたては格段に違う美味しさを味わえるのですね。
2口程度であっという間に食べきれるサイズのため、一人2.3個食べることを前提に購入して行くのが当たり前です。
お客さんや家庭のお茶菓子として出されることが多いため、午後にはほとんどなくなることが多いです。
個人的には、お茶菓子として出されると「やったあ」とちょっと嬉しい気分になることもあります。
私は、お店に行ってかりんとう饅頭がない場合は近くの店舗にも足を運びますが、富山人であればほとんどの人が同じ行動をとるほどの人気であり、皆さんこの和菓子をめがけて足を運ばれています。
おすすめの食べ方は、冷えていても美味しいのはもちろんですが、トースターで2.3分温めて、牛乳(乳製品)と一緒に食べるのが個人的に好きな食べ方です。
職場でも「もう一個、あるかな」と次の声が欲しくなる和菓子ですね。
丸善のアクセス方法と営業時間
魚津市の国道8号線から細い道を入りますが、広々とした国道バイパスを通っていけばのぼり旗が国道からでもすぐにわかります。
魚津駅から徒歩28分、約1,231m。
お店のお休みは月曜日となっています。
営業時間は9時~18時30分となっています。
八尾の高野最中
富山市八尾町にある老舗の最中の皮専門店で、「皮」が主役の最中です。
最中の皮専門店ならではの、サクッと響く音までおいしいスティック状の最中の皮は、富山のもち米の製粉から、生地づくり、焼きの行程まですべて手づくりなんです。
薄い皮なのにもかかわらずしっかりとした手応えと驚くほどの最中の皮の歯触りがあり、今までにない軽さと共に鼻に抜ける香ばしさがあります。
八尾の高野は皮屋さんですが、お店の中で「最中アイス」がいただけます。
アイスに挟んでも良し、あんこを挟んでも良し、サラダにかけても良し!
我が家ではピーナッツが大好きなのでピーナッツバターを挟んでいます!
この皮が美味しくてとても高級感を味わうことが出来ますよ。
昨今、高野最中が大人気となりガイドに掲載される高級フレンチや旅館などで使用されており、最中とあんこのセットでオシャレな贈答品としても販売しています。
私はこの「皮」を購入し職場に配っており、最初は「えっ?」「どんな風に食べるの?」と驚かれますね。
でも、食べ方を伝えてあげると皆さん、「へー、知らなかった」と感心され「皮でこんなに感動したことがない」と食べ方を楽しんでいます。
自然的で淡いカラフルな色の皮もあり、お茶菓子として楽しめ、食卓ではいつもより華やかにしてくれます。
高野のアクセス方法と営業時間
JR高山本線・越中八尾駅から車で約5分ですが、田畑の田舎道を走ります。
のぼり旗もあがっていますが、昔からある一軒家なので、目印は看板「最中の皮屋のもなか」のネーミングです。
越中八尾駅から八尾コミュニティバス環状線で上髙善寺バス停下車,徒歩1分。
北陸自動車道・富山西ICから車で約15分または富山ICから車で約20分。
お店は日曜日も営業していますがお休みは不定休なのでお出かけの際は、電話での確認を取ってからの方が安心です。
営業時間は夏(4月~9月)と冬(10月~3月)で違いますので気を付けてくださいね。
夏は8時~20時で冬は8時~19時となっており、八尾の冬は積雪に注意してください。
ささら屋のしろえび煎餅
富山湾の宝石とよばれている「しろえび」を使った「しろえびせんべい」は、すっかり富山の人気ですよね。
その中で、ささら屋のしろえび煎の黒コショウ味はピリッとした後味があり大人に人気です。
普通に食べても次々食べたくなるほどですが、やはり「ビール」には最高ですね!
しろえびの風味がよくほんのりとした塩味で「パリッ」とした音の薄焼き煎餅です。
黒コショウ味は後から黒コショウのビリっと味わえ癖になります。
ささら屋の店内では試食ができ、ゆっくりいろんな煎餅を味合うことが出来ます。(現在、試食の有無はお店にご確認ください)
また、季節によっていろいろな種類を展開しており、バレンタインの時期は「チョコっとあられ」も大人気で自分と相手へのプレゼントして購入する方も多いです。
しろえび煎は観光地やアンテナショップであれば購入することが出来ますが黒コショウ味は、お店でしか販売していないことが多いです。
日持ちもする上、個包装でかつお手ごろな値段なので、職場へのお土産としてとても重宝します。
職場にはしろえび煎の普通の味と「黒コショウ味」を持参しますが、あまり目にしない「黒コショウ」を手に取ることが多いです。
皆さん、「ビールと食べたいね」ととても気に入ってくれています。
ささら屋のアクセス方法と営業時間
JR城端線「福光駅」から徒歩約30分、東海北陸自動車道「福光IC」から車で約10分であり、砺波福光光線通りの田畑を車で走っていきます。
近くには日の出屋製菓の柿山本店工場があり、見通しがとても良いのでわかりやすいと思います。
お店のお休みは元日と不定休なのでお出かけの際は、電話での確認を取ってからの方が安心です。
営業時間は9時~18時となっています。
スーパーやコンビニで買えるお土産は?
ご当地ポテトチップスとして、富山限定で発売されている商品です。
原材料に富山の白えびを使用しているので甘みと旨みにくわえ、磯の香り・風味のがありとても軽い食感なのでついつい食べすぎてしまいます。
袋を開けた瞬間に白えびの香りがすごく引き込まれ、子供にも大変人気ですが、これは絶対「ビールのおつまみ」として楽しめ癖になります!
ポテトチップスの色は薄めで、一般的なチップスですが、チップス一枚一枚にしろえびのパウダーがたっぷりかかっています。
口に入れるとしろえびの風味と旨味がしっかり味わえます。
こちらは大袋ですが、会社に持っていくとすぐになくなるので、1袋(120g)だけではなく数袋購入して持っていくほうが良いです。
「一度食べるとやはり止まらいね」言われるほど、皆さん、チップスはお好きなようですよ。
ちなみに普段使用するスーパーでも売っており、断然こちらの方がお得です!
我が家は子供だけではなく大人も欲しくなるチップスですので、我が家は1人最低1袋と決めて購入します。
富山のおすすめばらまきお菓子6選!スーパーで買えるお土産も紹介のまとめ
地元の富山人がおすすめのばらまきお菓子の手土産はいかがでしたか?
おすすめした手土産は高価なものはなく、スーパーでもお手頃な価格で購入できますので地元の富山人もよく購入します。
富山は歴史のある老舗も多く古風な街並みも多いです。
もし滞在中の時間に余裕があれば、ぜひ店舗まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
街の雰囲気を味わいながら手にするお土産はきっと思い出深いものになりますよ。