細田守監督の映画で有名な竜とそばかす姫(通称:竜そば)は大ヒットしましたよね。
インターネット上の仮想世界Uに参加し、Asと呼ばれる自分の分身を作ることで全く別の人生を生きることが出来るストーリーですよね。
主人公のアバターであるBelleも人気ですが、仮想世界Uのもう一人の歌姫ペギースーもファンの中では話題にとなっています。
Belleとペギースーのコラボやライブをして欲しいと願うほど人気となっています。
その「ペギースーは誰なのか」「主人公の母が助け女の子」と気になりませんか?
ここでは竜そばで母が助けた女の子誰?ペギースーの正体と関係あるのか解説していきます。
竜そばで母が助けた女の子は誰?
主人公の母は幼い頃、増水している川に1人取り残されている女の子を助けようと川に飛び込みますが、失敗し返って亡くしていまいます。
その水難事故がきっかけで大好きだった歌を歌うことが出来なくなってしまうストーリーから始まります。
いつの時代でもこのような状況は繰り返され自然の威力をさらに感じます。
誰も助けなかった子を自分1人で助けようとする母の身勝手な行動(見ず知らない子供を助けて死んでしまったことで自分の子供に無責任である)や浅はかな行動(他に応援を求めず救命救急隊を待つことがない、他の救命方法を考えないこと)が批判を浴びていました。
このシーンを観て匿名で誰かを批判することや悪意をぶつけたり傷を付けるのは簡単であり、むしろ批判している人達も無責任の言動であり、偽善者であると感じます。
何を思って匿名の人たちはコメントする必要があるのかと思います。
劇中下では母が助けた女の子の正体は誰なのかは明かされていませんが、主人公と同じくらいの年齢の女の子であることは事実です。
このシーンは劇中下の最初の頃に映し出されかつ、30秒ほどしか映っていません。
この女の子がきっかけで主人公の人生を大きく変えることになるキーとなる人物になっていることは間違いないですね。
竜そばで母が助けた子供はペギースーの正体と関係がある?
『#竜とそばかすの姫』もう一人の歌姫、声優判明!#ペギースー https://t.co/AyRqId5OJf
— シネマトゥデイ (@cinematoday) July 17, 2021
仮想世界Uの中でBelle以外のもう一人の歌姫と言えば美貌もあるペギースーですよね。
そんなペギースーの正体は誰なのか気になりますよね。
仮想世界Uではどの人物がどのアバターなのか大体わかります。
主人の鈴はそばかす少女のためアバターも美しい美貌を持ちながらもそばかす姫となっています。
例えば、主人公の友人であるヒロちゃんはとても可愛らしいマスコットでキョンシーのようにBelleの周囲をまとわりついています。
学園のアイドルルカちゃんはUの世界でもサックスを持っています。
アバターは何かしら自分を示すキーを必ず示しています。
しかし、ペギースーも誰かわかると思いきや劇中下では明かされていません。
竜そばのペギースーが母が助けた女の子である理由とは?
竜とそばかすの姫
primeビデオで買って
4回目みたんだけど
今頃だけど
ペギースーって
鈴のお母さんが助けた子じゃね? pic.twitter.com/Xi3piUF3zK— ふぇいむ=テンペスト (@ASID_Fame7) April 16, 2022
SNSでは竜そば助けた女の子がペギースーと関係のある子ではないかと囁かれています。
ペギースーが「あの時」の女の子だったらいいなと思います。正体が知りたかった。
竜とそばかすの姫は妄想100%だから伏せないけど、ペギースーのオリジン、すずのお母さんが助けたあの子かなと思っています。あの子も自分のせいで人が一人亡くなったことですずと同じように鬱屈した思いを抱えて成長したことは想像にかたくないし、敢えて「私と同じ」って言わせたのかな。
髪型といい川でおぼれかけていた女の子に似ているのでペギースーではないかと思います。ペギースーで そうあって欲しいです。
ペギースーの終盤のベルに対するセリフがとても良かったです。あのセリフをもう少し掘り下げられてたらもっとセリフにも深みが出たかと思うと惜しいと感じました。あれだけだと序盤のかませ役感があって勿体ないと思いました。
「私と同じ」って言ってたけど小説版だと「すずのオリジンより自分の方がひどいかも」「底辺暮らし」って書かれてあるんだよな……考察で出てるすずの母に助けられた子ではないかと私は思ってるんだけど。
ペギースーはベルの圧倒的な歌唱力やカリスマ性は自分とはかけ離れた才能の持ち主だと想像していたのでしょうね。アベールされたベルを見て衝撃は大きかったでしょうね。
ペギースーが母が助けた女の子理由として以下のことが考えられます。
・アンベールされた際にペギースーが「こんな普通の子だったなんて、私と一緒じゃん」と話している。
・小説でも「Belleの素顔よりも自分のほうがひどい。現実世界では夢を見ることすら出来なかった底辺暮らしのあたし」と記載されています。
・ペギースーがBelleをトラウマとなって歌えなかったと時にライバルだったにも関わらず声を張り上げてみんなと共に支援した。
ポニーテール少女と大泣きする少女の姿だけを見た時に第一印象はペギースーの強気な女の子と思いました。
また、ペギースーもUという仮想世界でしか自分を表現することが出来ず、本来の姿を偽ることで自分らしさを保っていたのだと考えています。
私自身、アンベールされた主人公が歌おうとした際に再度、川で溺れかけていた女の子のシーンが出てきており細田監督の伏線だったのかなと思いました。
しかし、ペギースーの正体を明かされていないにもかかわらず、彼女が母の助けた女の子であって欲しいと願う声が多かったですね。
竜そばで母が助けた女の子誰?ペギースーの正体と関係あるのまとめ
竜そばで母が助けた女の子誰?ペギースーの正体と関係あるはいかがでしたか。
母が命を助けた女の子が誰だか正体はわかりませんでしたがペギースーと関係があったら、母の行動にも意味があったのかなと思います。
主人公の鈴は虐待されていた竜を助けることで心を開き、前に立ち向かう勇気を与えています。
ペギースーが助けた女の子であったとしたら、Belleが歌う支えとなったことだと思います。
Belleもペギースーも主人公の母のように誰かを助ける支えになることで母の死も無駄ではなかったのかなと思います。
今回の竜そばではスタイリッシュ的なスターの登場と仮想世界の匿名性が匿名であることで自分を守る手段となるネットによる口コミなどとても現実世界でもあるあるのお話しでとても自然に見ることが出来ましたね。
しかし、現実と似ているからこそ、ネットによる激しい誹謗中傷や過度な正義の執行による虐待などを観ている人がどのように受け止めるか自分と向き合う必要があるか考えさせられるものがある作品でしたね。
ちなみにUの世界で人気だったペギースーが歌っていた「blunt words」も人気の曲のひとつです。
是非、こちらも竜そばと共に観て聴いてみてください。